避難の仕方も多様化
災害が起きた時の状況によって、避難の方法もさまざま。特にコロナ禍が続く中では、従来の避難所以外の選択肢も活用する「分散避難」が増えています。
自宅避難
自宅周辺が危険でなければ、住み慣れた空間で待機することで、感染リスクを下げることができます。親しい人たちが被災した場合は、避難所代わりになることも。
野外避難・車中泊
自宅周辺が危険な場合は、自家用車での車中泊や野外での避難生活も選択肢。野外で火をおこしたりテントを張ったり、 ライフラインが使えない環境で調理をしたりするアウトドアのスキルが役に立ちます。
家族でキャンプに行った時などに「もしここで被災したら?」とシミュレーションしてみるのもおすすめです。
ホテル避難
コロナ禍では避難所の「密」を避ける対策として、ホテルなどの宿泊施設を活用するケースも。災害が起きて心身ともにストレスの多い中、設備の整った施設で過ごすことができます。
家族が留守中の避難
災害は家族が全員そろっている時に起きるとは限りません。非常時の連絡方法やとるべき行動、また、子どもたちには自分が持っていて安心なものなど(おかしやおもちゃなど)、自分で考えることの大切さも一緒に話し合っておきましょう。